収蔵資料の紹介コーナーで「家族の面影―遺族の悲しみ」を開催しました
■期間―平成23年10月6日(木)まで
■会場―平和記念資料館 東館3階 ミュージアムショップ前
■展示している資料―息子のパンツ、妹の遺髪、兄の軍手、家族の形見となったガラスのかたまり
              実物資料4点、市民が描いた原爆の絵3点
「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約2万点の資料の中から、テーマに沿って数点ずつを展示しています。
  1945年(昭和20年)8月6日、一発の原子爆弾により、広島のまちは一瞬にして廃虚と化しました。 愛する家族を失った人びとは、亡くなった家族が身に着けていたもの、持っていたものを、形見として大切に残してきました。 遺骨すら見つけられない人は、家族が亡くなった場所で見つけたがれきが、形見となりました。
  当館に託された、たくさんの遺品には、遺族の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」、「原爆も戦争も、あってはならない」との切なる思いが込められています。
  今回は、寄贈されている資料の中から4点の遺品を中心に、遺族の思いを添えて紹介しました。
太尾田洋夫(たおだ ひろお)ちゃん(当時2歳)のパンツ
寄贈/太尾田れん氏


【お問い合わせ】 平和記念資料館 学芸担当
TEL (082)241−4004

このページのトップへ ▲

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1-2
TEL:(082)241-5246 FAX:(082)542-7941
e-mail: p-soumu@pcf.city.hiroshima.jp
Copyright(C) Since April 1, 2004. Hiroshima Peace Culture Foundation