「姉妹・友好都市の日」記念イベント
市民が海外文化を堪能
|
広島市は海外に六ある姉妹・友好都市を市民のみなさんに身近に感じ、理解を深めていただくため、都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて記念イベントを開催しています。
本財団はこの事業を市から受託して実施しています。
各イベントの進行役はヒロシマ・メッセンジャーの方が務めました。
大邱の日
5月3日(火)から5日(木)まで、ひろしまフラワーフェスティバル会場で「大邱の日」記念イベントを開催しました。
主催―「平成23年度大邱の日実行委員会」(広島県日韓親善協会や本財団など28団体で構成)
4日(水)にカーネーションステージで記念セレモニーを行い、松井一實広島市長に続いて、
大邱広域市の金 範鎰市長、
辛亨根駐広島大韓民国総領事館総領事らが挨拶を行いました。
続いて、大邱市立国楽団の「三鼓舞」、
「扇子舞」の韓国伝統の演舞が披露され、力強い演奏と華麗な舞いに多くの来場者が魅了されました。
また、3日間を通して、「韓国・大邱マダン(ひろば)」を設け、大邱広域市を中心に韓国の文化等を紹介しました。
「大邱広域市広報コーナー」では、大邱広域市から来広した二人のスタッフが今年の8月27日(土)から大邱広域市で開催される「2011大邱世界陸上競技選手権大会」を広報するとともに、
大邱広域市の物産や観光情報などを広く来場者にPRしました。
毎年人気の「チマチョゴリを着て記念撮影」や「韓国検定」では、韓国留学生と来場者が楽しく交流しました。
このほか、毎年好評の韓国の家庭料理の販売には、多くの家族連れなどで賑わいました。
|
3日(火)、4日(水)の2日間は、大邱市の伝統針線文化院「彩談亭」のみなさんによる「韓国伝統草木染め染色体験コーナー」も設け、
100人という限られた人数でしたが、参加者は染物の色合いなどを楽しんでいました。
また、資料館本館下では、姉妹都市提携を記念して大邱広域市から広島市へ贈呈された「大邱大太鼓」の演奏や、
大太鼓と市民グループによるチャンゴ(朝鮮半島の代表的打楽器)の協演、来場者による大太鼓打ち鳴らし体験などを行い、大いに盛り上がりました。
期間中、これらの会場には、過去最高の約9,760人の市民が訪れ、催しは大変盛況のうちに終了しました。
|
大太鼓打ち鳴らし体験
|
ハノーバーの日
5月29日(日)、広島市留学生会館で「ハノーバーの日」記念イベントを開催しました。主催―「平成23年度ハノーバーの日実行委員会」(広島国際青少年協会や本財団など11団体で構成)
ハノーバーと交流の深い上田宗箇流茶道の体験、
本場ドイツ製法のソーセージ作りの実演・試食、バウムクーヘンの試食及びドイツマイスターによるドイツ菓子作りの実演、
ルッチェラーゲ(二つのグラスに異なる酒等を注ぎ、一気に飲み干す。)を行いました。
|
ハノーバー・ドイツの紹介展示
|
また、ホールで行われた「ドイツ音楽コンサート」では、3人のプロの音楽家が、ヴァイオリン、フルート、ヴィオラの素晴らしい演奏を披露し、
最後に来場者全員でドイツ語と日本語で「野ばら」を合唱しました。
このほか、ハノーバー・ドイツの紹介展示では、広島市とハノーバー市の交流の歴史のパネル展示、
ハノーバー電車のペーパークラフト体験、ドイツの絵本の紹介・読み聞かせを行い、各コーナーとも大好評でした。
天候が悪い中、310人の来場者があり、多彩なプログラムを通し、楽しくハノーバーやドイツへの理解を深めていました。
|
|
(国際交流・協力課) |
|