生活支援セミナー
留学生のための防犯教室
本センター国際部留学生会館では、今年度の留学生生活支援セミナーを年3回シリーズで行います。 その第1回目「留学生のための防犯教室」を、広島東警察署及び広島東防犯連合会の協力を得て、留学生会館で平成23年4月24日(日)午前10時から11時30分まで開催しました。
  多くの留学生が利用している自転車の運転に係わる交通規則や、日本は安全と思い込んでいる留学生にひったくり防止策や簡単な護身術を体験してもらい、防犯意識の啓発を行いました。 7ヵ国・1地域23名の留学生が参加しました。
  まず、広島東防犯連合会を代表して広島駅周辺防犯連合会の土居徹吉(どい てつよし)会長より参加留学生に対して防犯用品(防犯ネット)が寄贈され、 次に、広島東警察署担当者の方から、DVDを用いてクイズ形式で自転車の安全通行、交差点での注意すべき点、歩道通行時の注意、トラック等の大型車との並走の危険性、乗車前の安全の確認等を教えていただきました。
  続いて、最近広島でも増加しているバイクや自転車を使ったひったくりの防止策を教わり、 バックや荷物は道路側に持たないとかこと、自転車安全ネットの使用、常に背後に気を配って歩く等、これもDVDを用いて分かり易く説明していただきました。 さらに、簡単な護身術を練習。 相手と一定の距離を保つこと、殴りかかられたら体を開いてかわすこと等を手本として見せていただいた後、参加留学生が二人一組となって、実技を体験しました。 最後に、外国人登録証やパスポートの携帯義務、警察官の職務質問の意味、緊急時の連絡方法などを教えていただきました。
  限られた時間でしたが、参加者の多くは広島に来たばかりの留学生であり、日常生活を安全に送るためには役立つセミナーでした。 説明も簡潔で、参加者も「理解し易かった、楽しく学べた」と満足していました。

(広島市留学生会館)

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