平成22年度 海外からの来訪者が発信するメッセージ
ジャンニ・アレマンノ / ローマ市長
核による惨状は地球上のすべての人々に対する戒めである。
誰も二度と核兵器を使用することがあってはならない。
科学技術は常に人間性と世界の人々に奉仕するものでなければならない。
(平成22年4月12日)
アブドル・マンナン・カン / バングラデシュ人民共和国国務大臣
原爆のさく裂による壊滅的な破壊を目撃することは大変悲痛なことです。 人間の価値を有するいかなる人類も戦争に荷担することはできません。 人類のために核兵器のない世界を望みます。 いかなる種の戦争にも反対するために団結しようではありませんか。 平和万歳。
(平成22年5月22日)
ラモン・デラクルズ / テニアン市長
広島の皆さまへ
核兵器の使用によってこの都市にもたらされた想像を絶する脅威と苦しみに深い悲しみを覚えます。 テニアン及び北マリアナ連邦の市民は、この地球上から核兵器を廃絶する貴市の取組に加わり、共に世界平和を求める運動に力を注ぎます。
(平成22年5月25日)
フロイラン・テノリオ / 北マリアナ連邦政府下院議長
世界の人々へ
この資料館を訪問し、原子爆弾の破壊的性質を見た今、 核の拡散を食い止めるためにあらゆる努力をしなければ世界に何が起こるのかを知ってもらうため、 すべての人々にここに来るよう強く勧めたいと思います。
私はマリアナ諸島のサイパン島から参りました。 サイパンとテニアンはここで起こったことに主要な役割を果たしました。
お詫び致します。
(平成22年5月25日)
レセホ・モツミ / ボツワナ共和国大統領府行政大臣
今日この日、私の心は、日本の皆さま、原爆により犠牲になられた方々、被爆者の方々と共にあります。神の御加護がありますように。
(平成22年5月29日)
ダグラス・ロウチ / カナダ元軍縮大使
ヒロシマは私たちに教えてくれる。
ヒロシマは私たちに希望を与えてくれる。
ヒロシマ万歳。
(平成22年7月27日)
アンドレイ・ルソフ / ボルゴグラード市副市長
本日はご案内いただきありがとうございました。
広島で人類史上初めて核兵器が使用されたという暗黒の歴史に対し、ボルゴグラード市を代表して心よりお見舞い申し上げます。
このようなことが決して再び起こることのないよう祈ります。
(平成22年8月4日)
イーネ・エリクセン・スーレイデ
/ ノルウェー王国国会外交防衛常任委員会委員長
ノルウェー国会外務防衛常任委員会を代表し、1945年8月6日に起こった
出来事に対し心から哀悼の意を表します。
広島と長崎の人々が経験した被害や苦しみは深く私の心に焼きつきました。
この資料館を訪問し、核兵器のない世界を実現するために行動する重要
性を再認識いたしました。
(平成22年9月23日)
アブー・バクル・アブドッラー・アル=カルビー / イエメン共和国外務大臣
慈悲あまねく慈愛深き神の御名において
訪日中に広島市を訪問することを切望していました。 なぜなら、広島は、20万人に及ぶ人々の命を奪った原子爆弾による悲痛な経験を象徴しているからです。
ヒロシマは、核兵器のない世界を実現し、より人命を尊ぶ人道的な世界にするため共に行動しなければならないという教訓です。
また、この都市は、このような悲劇を乗り越え、復興を遂げた日本国民の強い意志を映し出し、核軍縮へのたゆまぬ取組を主導しています。
このような経験が現代において繰り返されることのないよう神に祈ります。
日本国民及び日本政府への心から敬意をもって。
(平成22年11月3日)
ロベルト・バッジョ / 平和サミット賞受賞者
人間がそのエゴイズムと権力の渇望を何よりも優先させると、
如何に卑しく無意味になるかを証明している。
(平成22年11月13日)
ダニ・アヤロン / イスラエル国外務副大臣
この特別かつ神聖な場所は、あらゆる人類に「ネバー・アゲイン」ということを思い起こさせます。
イスラエル国民から日本の友人の皆さまに、私たちは犠牲者のことを決して忘れないということを表明します。
この大きな損失を人類の記憶とし、世界のすべての指導者に対し平和的であれという人類の警告とすべきなのです。
(平成22年11月17日)
シェイク・ハシナ / バングラデシュ人民共和国首相
広島は人類が決して再び経験してはならないものの証として存在しています。 原爆の閃光の中で、一瞬のうちに息絶えた多くの人々は、人類史の悲劇的な一章を描いています。 これほどまでに多くの人が犠牲となったことに衝撃を受け、胸がいっぱいです。 バングラデシュの人々も広島の悲劇に強く共感しています。
今日、私は非常に謙虚な気持ちでここに立ち、犠牲者の御霊の永久の平和をお祈り申し上げます。 この悲劇を常に記憶にとどめ、未来のこどもたちが平和のうちに暮らせる世界を目指して懸命に努力しようではありませんか。
(平成22年11月30日)
マーガレット・ナナニャナ・ナシャ / ボツワナ共和国国民議会議長
この悲しみ極まる日を人類は決して忘れてはなりません。
私たちは皆、世界の平和のために闘わなければなりません。
(平成23年1月27日)
パワン・クマール・バンサル / インド議会担当大臣
広島平和記念資料館への訪問により、人類初の原子爆弾投下という恐ろしい出来事を改めて思い起こしました。
被爆から65年以上経過した現在でさえ被爆者を悩まし続ける言語に絶する悲劇を知り、全人類が平和のために一つになって立ち上がる必要性を確信しました。 インド議会を代表し、犠牲者の記憶に敬意を表します。
(平成23年2月1日)
モハンマド・ウマル・ダウドザイ / アフガニスタン大統領府官房長
2011年2月5日に広島を訪問しましたが、依然、私自身の人間の感情に、原爆の影響を感じました。
このことが、すべての核兵器の廃絶と、世界平和を確かなものにするための教訓となりますように。
(平成23年2月5日)

(平成22年4月1日から平成23年3月31日までの広島平和記念資料館・芳名録より抜粋、翻訳)

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