第26回子どもたちの平和の絵コンクール
多数の力作が寄せられる
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平成23年12月17日(土)、広島平和記念資料館メモリアルホールにおいて、「子どもたちの平和の絵コンクール」の表彰式を開催しました。
このコンクールは、子どもたちの平和への意識を高めるために昭和61年から開催しているもので、今回で26回目を迎えました。
広島市内の小・中学校120校から4,357点、
海外からは8ヵ国(アメリカ、イラン、インド、オーストラリア、韓国、ドイツ、フランス、ロシア)805点、
合計で5,162点の応募がありました。
表彰式には、大賞・特選受賞者のうち34名が出席し、賞状と記念品の楯を受け取りました。
表彰式終了後は、展示室(5)で大賞受賞者等による作品展開会のテープカットを行いました。
作品展は平成24年1月31日(火)まで開催し、会場には大賞作品3点、特選作品39点、優秀賞作品80点、合わせて122点の作品を展示しました。
小学校の部で大賞を受賞した広島大学附属小学校4年生の木村実優さんは、人々が平和に暮らせるよう願って、原爆ドームの周りをヒマワリが囲んでいる絵を描き、
「東日本大震災で日本が暗くなっているので、明るくなるような絵を描きました」と語ってくれました。
中学校の部で大賞を受賞した広島大学附属中学校2年生の平野翠さんは、
「戦争という過去があって、今があるということを忘れていないかを表現しました」と話してくれました。
なお、大賞・特選受賞者の名前と作品及び優秀賞・入選受賞者の名前は、広島平和記念資料館ホームページの
「キッズ平和ステーション」
に掲載しています。
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大賞(小学校の部)
広島大学附属小学校4年生
木村実優さん
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大賞(中学校の部)
広島大学附属中学校2年生
平野翠さん
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大賞(海外の部)
韓国テグ市 達山小学校2年生
ソ・ミンウさん
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(平和記念資料館 啓発課) |
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