留学生会館まつり2011
一人一人の「ふれあい」を大切に!
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留学生をはじめ在広の外国人と市民の皆さんとの交流を深めるとともに、留学生に社会参加の機会を提供すること等を目的として、
平成23年11月6日(日)、広島市留学生会館において、会館の一大イベントである「留学生会館まつり2011」を開催しました。
今年も昨年に引き続き、荒神地域の胡祭り、
広島南授産所感謝祭と同時開催ということもあり、
様々な国際色豊かなイベントは昨年より多い約2,700人の参加者でにぎわい、参加した方々にとっては楽しい1日となりました。
主催―留学生会館まつり2011実行委員会、(公財)広島平和文化センター国際部留学生会館、広島市留学生会館「留和会」、
共催―荒神地区社会福祉協議会、広島地域留学生団体育成支援協議会。
2011年3月11日に起こった東日本大震災の後、世界の友人から様々な支援が寄せられ、留学生たちは改めて「一人一人のふれあい」の大切さを目の当たりにしました。
これを受け、11回目となる今回のまつりは、市民の皆さんと留学生がさらなる交流を深めるため、テーマを「ふれあい」としました。
また、留学生の意向を反映させるために、入居留学生で組織する「留和会」とイベントの項目、参加方法、広報、実施準備作業等についての企画会議を行い、祭りの準備を行いました。
その結果、去年より各イベントの配分時間にめりはりがつき、充実した内容になりました。
さらに本年は、広島市立大学国際部の日本人学生10名にボランティアをしていただきました。
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参加した学生達
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午前10時、2階ホールでオープニングセレモニーが行われました。
迫田清三留学生会館長による挨拶の後、
市民によるファンファーレ隊のブッチーナによる演奏があり、留学生会館まつり2011の華やかな幕開けとなりました。
屋外外周での恒例の「お国自慢・味自慢世界の各国料理屋台」では、11ヵ国から15団体が出店し、各団体がバラエティに富んだ自慢の料理に腕をふるいました。
昨年に引き続き、南側の駐輪場だけでなく、大州通りに面した北側にも屋台テントを設け、
市民の方々や沿道の皆さんににぎわいを提供しました。
また、今回は1階交流ラウンジをフードコートとして設けるとともに、
市民団体の方に協力していただき「Lunch Time Performance」を開催し、来られた市民の皆さんに食と音楽で楽しんでもらいました。
今年も環境に配慮し、食器をプラスチック容器から紙の容器に統一して、ゴミの排出減量にも努めました。
2階ホールでは午前中、「ANA留学生日本語スピーチコンテスト」(協賛―全日本空輸株式会社)を実施しました。
今回は「私が出会った日本の人」をテーマに、予選を通過した10名の広島県内在住の留学生がスピーチを行いました。
聞きに来られた市民の方々には「留学生の持つ日本人に対する視点に驚いた」、「熱心にスピーチする姿に心を打たれた」という感想を頂きました。
午後の前半は、2階研修室で「I ❤ my homeland~留学生とのおしゃべりコーナー」と題して、留学生による母国紹介を行いました。
市民の方にとっては、留学生や広島市の国際交流員と直接、興味がある国について話ができるということで、17ヵ国・1地域のいずれのコーナーもにぎわっていました。
午後の後半では、7ヵ国七グループの留学生によるミニイベントを行いました。
中国人留学生が市民団体の方と一緒に日本舞踊を披露し、また、トルコの楽器演奏を行いました。
エリザベト音楽大学大学院留学生による楽器の演奏も行われました。
そして今回は、留学生と日頃から交流している安田女子大学のみなさんにK-POPダンスを披露していただきました。
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チャリティーバザー
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他にも、1階交流ラウンジでは、東日本大地震チャリティーバザーとして、留学生が作った「ふれあいも」(サツマイモ)を販売しました。
売り上げの30,652円は、全額日本赤十字社を通じて東北復興のために被災地に送金しました。
また、1階交流ラウンジでは、留学生による美術展や、写真展も行いました。
さらに今回は、広島市立大学の方や熱帯雨林保護団体ひろしま(RFJ HIROSHIMA)の皆さんに協力していただき、似顔絵や筒描き・ボディペインティングコーナーを設けました。
最後に、クロージングセレモニーでは、屋台グルメランキングを発表し、来年皆さんと再会することを約束して閉会しました。
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(広島市留学生会館) |
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