【インターンの紹介】
平和首長会議インターンとして
ブサバ・クラジャンチャイ (タイ王国・バンコク市)
私は、タイ王国・バンコク市職員のブサバ・クラジャンチャイです。 平和首長会議リーダー都市であるバンコク市から派遣され、昨年10月末から今年3月末まで平和首長会議事務局でインターンとして勤務しています。 核兵器のない平和な世界を実現することを目指している平和首長会議で勤務する機会を与えていただき感謝しています。
  広島での生活は順調です。 来日前は、準備もままならないままに全く違う文化に溶け込めるかどうか不安でしたが、来日後は、広島は、住むにも訪れるにも素晴らしい街だということが分かりました。 ここでは、平和首長会議、広島平和記念資料館、広島大学の仕事に携わっており、日本の職場環境、生活スタイルについても学ぶこともできました。 職場の同僚や上司もとてもいい人で、皆が私の面倒を見てくれ、困っていることに手を差し伸べてくれます。 広島での経験は、私の人生において最高の経験の1つで、一生忘れることはないでしょう。
仕事中のクラジャンチャイさん
  母国タイは、核兵器の被害を経験していませんので、広島で起こったことや被爆者の苦しみを学ぶことは私にとって大変良い経験となりました。 原爆や被爆者の苦しみは、私がタイで考えていたよりも、もっと大規模で悲劇的でした。 被爆の実相に触れるたびに心を痛めています。
  広島に来て、専門家、関連文書、平和記念資料館、報道から学んだり、被爆者とお話しすることで被爆の実相について理解を深めることができました。 さらに、放射線影響研究所を見学し、放射線の人体への影響について学びました。
  タイに戻った際には、私が広島で経験し学んだことを伝え、平和の大切さを訴えたいと思います。
私は、あらゆる種類の核兵器を拒否し、いかなることがあっても核兵器を持つべきではないと思います。
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