「姉妹・友好都市の日」記念イベント
市民が海外文化を堪能
広島市は、海外の姉妹・友好都市提携六都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて、記念イベントを開催しています。 2003年からは、この事業を本財団が市から受託して実施しています。 各イベントの進行役は、広島市が市民に委嘱したヒロシマ・メッセンジャーが務めています。

ボルゴグラードの日
  昨年9月13日(日)、広島市留学生会館で記念イベントを開催しました。 主催―平成27年度ボルゴグラードの日実行委員会
  今回の試食はボルシチとピロシキで、広島のロシアンレストラン「ペチカ」の協力により行いました。 ロシア料理と共にグルジアワインなどを飲み、田中(たなか)香月(かずき)さんによるピアノの生演奏を聞きながら楽しみました。
  ホールでのセレモニーでは、実行委員長、広島市副市長がそれぞれ挨拶した後、ボルゴグラード市から送られた市長の挨拶をメッセンジャーの高矢(たかや)イリナさんが代読しました。 在大阪ロシア連邦総領事館外交官のマリーナ・ショールコワさんからも挨拶がありました。
  その後、ヒロシマ・メッセンジャーの重本(しげもと)遼佑(りょうすけ)さん、高矢イリナさんが、映像と写真を使ってボルゴグラードの町並み、観光、歴史などを紹介しました。
  続いて、ロシア音楽コンサートを行いました。 広島合唱団の合唱により、さまざまなロシアの楽曲を会場の参加者と合唱しました。 特に、広島合唱団のメンバーによる踊りが披露されると、それに合わせて、会場の全員で歌って楽しみました。
  最後に、ロシアグッズの当たるお楽しみ抽選会を行い、会場は大いに盛り上がりました。
  このほか、会場内にはロシア・ボルゴグラード市の紹介展示コーナーもあり、ロシアの民芸品やボルゴグラード市の風景、交流の様子の写真や、ボルゴグラード市から贈られた記念品などを展示しました。
  当日は約200人の来場者が訪れ、姉妹都市交流の和を深めました。
ロシア音楽コンサート
重慶(じゅうけい)の日
  昨年10月24日(土)、広島市留学生会館で記念イベントを開催しました。 主催―平成27年度重慶の日実行委員会
  まず来場者は、「スーツァンレストラン(ちん)」の協力による本場中国・四川(しせん)料理の一つ麻婆豆腐や、ゴマ団子、ウーロン茶を味わいました。
  その後、ヒロシマ・メッセンジャーの(おう) 玉超(ぎょくちょう)さんと() (じぇ)さんが重慶市の歴史や街の様子、食文化等について写真を使って分かりやすく紹介し、続いて、重慶弁を交えた中国語のミニ講座を行いました。
黒龍舞術団による変面
  記念ステージでは、NPO法人虹橋(にじはし)の会の子どもたちによる武術、日本中国友好協会広島支部の皆さんによる太極拳(たいきょくけん)が披露され、来場者も一緒に、優雅でゆったりとした太極拳の動きを体験しました。 その後、北京(ぺきん)京劇(きょうげき)を学んだ黒龍(こくりゅう)舞術団による中国伝統芸能の変面(へんめん)と南方獅子舞(ししまい)が披露され、会場は歓声が沸くなど大いに盛り上がり、イベントの最後には、重慶市から頂いた記念品等の抽選会を行いました。
  会場内には中国からの留学生との交流や中国切り絵、和紙ちぎり絵、中国茶が体験できるコーナー等もあり、約220人の来場者は、楽しみながら重慶市や中国への理解を深めていました。
ホノルルの日
  昨年11月7日(土)、広島駅南口地下イベント広場で記念イベントを開催しました。 主催―平成27年度ホノルルの日実行委員会
  まず、来場者をバニラフレーバーコーヒーとフルーツジュースでお迎えしました。
オープニングは古典的なフラ「カヒコ」で始まり、その後、実行委員長、市長、ビデオによるホノルル市長の挨拶を行いました。
  続いて、ヒロシマ・メッセンジャーの猟山(りょうやま) 主理(しゅり)さんと山本(やまもと)朝世(ときよ)さんが、会場の大型画面に写真や動画を映しながら、ホノルル市の歴史や現在人気の観光スポットを紹介したり、ホノルル市にまつわるクイズを行い会場を盛り上げました。
  次に、ステージでは南国ムードのあふれるハワイアンバンドの演奏や華やかなフラが披露され、会場は優雅なハワイの雰囲気で包まれました。
  最後には参加者全員で「愛するハワイ」を合唱し、来場者もイベントに参加することでハワイを体験していました。
  会場内では、ハワイアングッズの展示販売や
華やかなフラのステージ
リボンレイの制作体験もあり、約600人の市民が、ホノルル市について楽しみながら理解を深めていました。

(国際交流・協力課)

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