広島・長崎講座開設大学への支援
 広島市と長崎市は、被爆者のメッセージを人類共通の財産として学問的に整理・体系化し、 普遍性のある学問として若い世代に伝えるため、国内外の大学での「広島・長崎講座」の開設・普及に取り組んでいます。
 昨年12月2日から6日まで米国イリノイ州シカゴ市のデュポール大学が実施した広島での平和学習に際し、本財団はプログラムの実施支援を行いました。 同大学は2005年以来、広島で平和学習を行っています。 6回目となる今回は、ひろしま平和大使である宮本(みやもと)ゆき同大学准教授及び学生の19人が来広しました。
 来広の前にシカゴ市で「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」(昨年10月1日〜29日)が開催されたこともあり、学生達は大変意欲的でした。 一行は平和記念公園、広島平和記念資料館、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を見学し、岡田(おかだ)恵美子(えみこ)さんによる被爆体験証言を聴講しました。 また、広島市長を訪問した後、広島経済大学の学生とも交流しました。 帰国後には、メッセージを書き込んだ折り鶴が寄せられました。
 広島での平和学習を通じ、一行は身近に原爆の実相を学ぶことができ、非常に有意義なプログラムとなりました。
広島市長(前列右)とデュポール大学の一行

(平和連帯推進課)

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