広島大学と包括的連携協力に関する協定を締結しました
 平成28年12月12日(月)、本財団は、国立大学法人広島大学と、原子爆弾による被害の実相を広く伝え、平和な世界を実現するための学術的な調査・研究等を相互に連携協力して行うことを目的として、包括的連携協力に関する協定を締結しました。
 この協定は、本財団が平成26年度から広島大学の「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」に協力する中で、双方が連携協力関係の有益性を強く認識したことから、締結する運びとなりました。
 協定を締結した12月12日には、広島大学東千田キャンパスにおいて、本財団の小溝(こみぞ)理事長と広島大学の越智(おち)学長らが出席して調印式を行い、その後、広島大学の木原(きはら)副学長や神谷(かみや)副学長、平和記念資料館の志賀(しが)館長による基調講演を行いました。
 この協定の締結により、本財団は、平和記念資料館の展示や所蔵資料の調査研究などの面において、広島大学の組織的な学術的協力を得やすくなります。 また、本財団が取り組む事業の海外への発信力を高めるために、広島大学の国際的な人材やネットワークの面からも支援を得やすくなります。
 一方で本財団からは、広島大学の平和科目に講師を派遣するなど、大学での平和に関する学びの場づくりに積極的に協力していきます。
 本財団では今後、具体的な協力事項について広島大学と協議を行い、本格的に協力体制を整えていきます。
調印式で握手を交わす小溝理事長(右)と越智学長

(平和記念資料館 学芸課)

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