和文機関紙「平和文化」No.206, 令和3年3月号

核兵器廃絶に向けた取組の推進についての要請文を日本政府に提出

田上長崎市長、松井広島市長、鷲尾外務副大臣
左から、田上長崎市長、松井広島市長、鷲尾外務副大臣
 昨年11月20日(金)に、平和首長会議会長の松井一實(まつい かずみ)広島市長と副会長の田上富久(たうえ とみひさ)長崎市長が外務省を訪問し、核兵器廃絶に向けた取組の推進について、内閣総理大臣宛の要請文を鷲尾英一郎(わしお えいいちろう)外務副大臣へ提出しました。
 これに対し、鷲尾外務副大臣は、「要請書の内容はしっかりと受けとめたい。核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組を主導することは、唯一の戦争被爆国である日本の使命である。我が国としては、核兵器国と非核兵器国の共通の基盤を形成することが重要であると考えており、立場の異なる国々の橋渡しを行う取組を進めている。本分野における取組に改めて敬意を表するとともに、日頃の協力に感謝する」と述べられました。
(平和連帯推進課)
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