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様々な国籍の外国人市民が増加し定住化が進む中、外国人市民が地域住民との交流を深め、コミュニティ活動へ参加・参画できるようにするための環境づくりが必要となっていますが、日本語教室は、外国人市民の日本語学習支援にとどまらず地域住民との交流の場となっています。
日本語教室活動の支援の一環として、現在活動をしているボランティアのスキルアップを目的に講座を開催しました。 |
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参加人数 |
17名 |
会 場 |
広島国際会議場3階研修室 |
主 催 |
公益財団法人広島平和文化センター |
日 時 |
平成29年(2017年)3月14日(火) 13:00~16:30 |
内 容 |
前半:「学習者の声を聞こう!」~勉強会でのアンケート結果より~
後半:「日本語学習支援のヒント」~みんなでアイディア出し合ってお悩み解決へ~ |
講 師 |
福永 尚子
広島YMCA専門学校 言語コミュニケーション科専任講師 |
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前半は、日本語教室に通う学習者(外国人市民)の声を取り上げて、学習者の立場に立った日本語学習支援について考えました。学習者のアンケート結果を示されながら、多くの学習者が生活や仕事のために日本語の習得を必要としており、教室に通って勉強していることを再認識しました。中でも日常会話の練習が求められ、文法や漢字を難しいと感じ、教室の中で繰り返し練習してもらうことを必要としていることが見えてきたことから、文法や漢字を飽きさせずに学ぶ方法や教室での学習を仕事や日常生活に結びつける具体的な方法について学びました。参加者の皆さんと情報交換をしながら、ロールプレイなどの実践的な練習をしました。
後半では、参加者の皆さんが現在抱えている悩み事を、「漢字」、「語彙」、「上級者・試験対策」、「クラス形式の授業」の4 つのグループに分けて、グループごとに話合いました。各グループでは、活発な情報・意見交換が行われ、それぞれについて、悩み解決に向けた具体的な対策を考えました。各グループで話し合われた結果を発表する際には、他のグループから、教室で実践している方法や成功例などの話も出てきました。福永先生からは、実践談や日本語教育の現場で実施されている対策、さらに、さまざまな教材や学習支援の方法を紹介いただきました。
アンケートでは、「具体的なアイディアやアドバイスが聞けて良かった」、「悩みを共有できてよかった」、「とても参考になった」、「今後の活動に役立てたい」、「楽しかった」など、満足したとの回答が多く寄せられました。 |
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