平成27年度広島市姉妹・友好都市の日記念イベント 「ハノーバーの日」レポート

広島市には、6つの海外姉妹・友好都市があります。広島市は、市民のみなさんにこれらの都市に親しんでもらおうと、平成13年に「姉妹・友好都市の日」を定め、ドイツ「ハノーバーの日」は姉妹都市提携調印日である5月27日としました。この日を記念して、広島市留学生会館で、ハノーバーの日の記念イベントを開催しました。

開催日時 　平成27年(2015年）5月24日（日）　13:00〜15:35 開催場所 　広島市留学生会館（南区西荒神町) 司　　会 　ヒロシマ・メッセンジャー　ステファン・バリン、宮前　純子

＜内容＞

ホール・ホワイエ・研修室・屋外スペース

≪ハノーバー・ドイツの料理や文化の紹介≫ 　１階の屋外スペースにて、ハノーバーからやってきた７人乗り自転車「カンファレンスバイク」の展示を、研修室では、ハノーバーの紹介と青少年交流の記録展示を行いました。また、ハノーバー電車ペーパークラフト体験コーナー、ドイツ絵本の展示・読み聞かせコーナーには、たくさんの親子が参加しました。 　ホワイエでは、ハノーバーと交流の深い上田流茶道の体験、本場ドイツ製法ソーセージとドイツパンの試食、本場ドイツ製法バウムクーヘンの試食を行い、また、ホールではハノーバーの初夏の風物詩である「ルッチェラーゲ」という２つのグラスを使ったぐいのみ大会があり、参加者は食文化や楽しい飲み方を体験しました。

ハノーバー交流関連資料の展示 ハノーバー電車の ペーパークラフト体験コーナー  ドイツ絵本の展示・ 読み聞かせコーナー 上田流茶道の体験 ソーセージとドイツパンの試食  バウムクーヘンの試食    試食プレート ルッチェラーゲの体験  カンファレンスバイクの展示

ホール

≪オープニングコンサート≫ 　ハノーバー、ドイツそして広島にゆかりのある演奏家をお迎えした１組目は、フルートの山本　綾香さんらによる演奏で、ポピュラーな曲目と飛び入りで参加したオーボエの上田　愛彦さんとのセッションにより、ホールイベントが開幕しました。

山本　綾香（フルート） 上田　愛彦（オーボエ） ひで（ギター）

≪セレモニー≫ 　広島市の６つの姉妹・友好都市のひとつであるハノーバー市のヒロシマ・メッセンジャーを務めるステファン・バリンさん、宮前　純子さんの司会進行により、セレモニーが行われました。 　ハノーバーの日の実行委員会委員長である広島ハノーバー友好協会　井内　康輝会長による開会のことばの後、松井　一實広島市長の挨拶がありました。 　また、シュテファン・ショストック　ハノーバー市長からいただいたビデオメッセージを紹介しました。

井内委員長開会のことば 松井広島市長挨拶

≪ドイツ・ハノーバーの紹介≫ 　まず、メッセンジャーがハノーバーにあるハノーバー広島友好協会の紹介を行い、設立３０周年に当たり寄せられた、ゲオルク ギュンター・テュルナウ当協会会長からのビデオメッセージを紹介しました。 　その後、ハノーバー出身で広島市立大学の留学生ナルエス・サンティノさんが、ハノーバーの街の様子や花火大会などの紹介を行い、ハノーバー在住のドイツ人により行われたスピーチに、来場者はとても親しみを感じました。

ヒロシマ・メッセンジャーのお二人    ハノーバー出身の留学生 ナルエス・サンティノさんによる、ハノーバーの紹介

≪ドイツ音楽コンサート≫ 　音楽コンサート第２部として、ハノーバー、ドイツそして広島にゆかりのある演奏家である、ファゴット奏者の白井　薫さん、オーボエ奏者の上田　愛彦さん、ヴィオラ奏者の沖田　孝司さんの３組に、ドイツにゆかりのある曲などを演奏していただきました。プロの演奏者による華麗な演奏に酔いしれ、来場者は魅了されました。 　コンサートの最後には、恒例となっている「野ばら」の合唱を会場一体となって行いました。

白井　薫（ファゴット） 白井　朝香（ピアノ） 上田　愛彦(オーボエ） 宮本　祥子（ピアノ）  沖田　孝司（ヴィオラ） 沖田　千春（ピアノ）  野ばらの合唱 ※進行　沖田　孝司

【主催】 平成2７年度ハノーバーの日実行委員会 構成団体：（一社）ハノーバー友好協会、（一社）広島国際青少年協会、 （公財）上田流和風堂、春汀会現代刻字研究会、（一社）広島県洋菓子協会、 広島電鉄（株）、福留ハム（株）、 広島市よい本をすすめる母の会、 （株）アンデルセン・パン生活文化研究所、広島市教育委員会、広島市、 （公財）広島平和文化センター   【後援】 ドイツ連邦共和国総領事館

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