レポート      
 
 
『メモリアルコンサート「8月の朝」』レポート
 国際交流ラウンジにて、ヴィオラ奏者の沖田孝司さんとピアニストの沖田千春さんご夫妻による、メモリアルコンサートが開催されました。毎年8月6日に平和を願って開催されるこのコンサートは、今年で10年目を迎えました。
 
開催日時  2016年(平成28年)8月6日(土) 10:30〜11:30
会  場  国際交流ラウンジ(広島国際会議場1階)
 
 
 広島市消防音楽隊との共演
 メモリアルコンサートに先がけて、午前10時から平和記念公園内で広島市消防音楽隊の演奏による合唱コンサートが行われました。公園を行き交う多くの人が足を止めて、しばし演奏に耳を傾けていました。  
 
 
メモリアルコンサート「8月の朝」
 平和記念公園での合唱コンサート後、国際交流ラウンジ内にてメモリアルコンサートが行われました。開始前から早々に座席はいっぱいとなり、立ち見の人も出るなど、来場者の皆さんのコンサートへの期待の高さがうかがわれました。
 コンサートでは、アンコール曲を含めて15曲演奏されました。クラシックの名曲からポピュラー音楽まで、その多くが一度は耳にしたことのある曲ばかりで、普段コンサートに馴染みのない人でも、気軽に楽しめる構成となっていました。また、曲の合間には、沖田さんが軽妙なトークで会場を沸かせ、コンサートはさらに盛り上がりました。
 
         
「伝えよう笑顔と心」の合唱
 プログラム最後の曲は、「伝えよう心と笑顔」(ゆきまさ とよひこ/作詞、沖田 孝司/作曲)で、手話を交えながら来場者の皆さんと合唱しました。演奏前に手話と合唱を練習してから、本番です。最初は少しぎこちなかった手話の動きも、繰り返すうちに動きが大きくなり、最後には会場が一体となって、手話に合わせての大合唱となりました。  
 
 
 
 続くアンコールでは、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が演奏されました。沖田さんのヴィオラに合わせて皆さんも歌詞を口ずさみ、会場は大きな歌声に包まれました。 
 
 8月6日の朝、沖田さんご夫妻の奏でる音楽のもとに人々が集い、心を通い合わせ、最後にはひとつの大きな輪が生まれました。あらためて音楽の持つ力を感じるとともに、みんなで歌い、笑い合える時間と空間を共にできることの素晴らしさ、そして平和の尊さを実感するコンサートでした。この平和が続くことを祈りながら、温かい音色を届けてくださった沖田さんご夫妻に心より感謝いたします。また、ご来場いただいた皆さまにも、厚くお礼申し上げます。
 
演奏プログラム:
アメージンググレイス/あなたに逢えてよかった/「日本の四季」より/
中国地方の子守唄/イエスタデイ/涙そうそう/遥かなる大地より/
愛の挨拶/The Rose/愛の讃歌/川の流れのように/
見上げてごらん夜の星を/ここはふるさと/伝えよう笑顔と心
上を向いて歩こう(アンコール曲)
 
【主催】 
   公益財団法人広島平和文化センター、広島市
公益財団法人 広島平和文化センター国際交流・協力課
お便りは internat@pcf.city.hiroshima.jp まで
〒730-0811 広島市中区中島町1番5号 TEL(082)242-8879 FAX(082)242-7452
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