|
|
『JICAサロン「ベリーズってどんな国?〜青年海外協力隊が語る派遣国の魅力」』レポート |
|
|
広島国際会議場・国際交流ラウンジは、(独)国際協力機構(JICA)中国との共催で、JICAサロン「ベリーズってどんな国?〜青年海外協力隊が語る派遣国の魅力」を開催しました。 |
|
|
開催日時 |
2017年(平成29年)7月23日(日) 14:00〜15:00 |
会 場 |
国際交流ラウンジ(広島国際会議場 1階) |
|
|
JICAサロンでは、JICAの海外ボランティアを経験された
方々に、派遣された国の風土や文化等を紹介し、その国の魅力
について語っていただいています。
今年度から、これまでのシニア海外ボランティアに加え、
新たに青年海外協力隊の体験談を聞く会も開催することに
なりました。その第一弾となる今回は、2015年から2年間、
中米の国ベリーズで感染症・エイズ対策に取り組まれた
山田悠加さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。 |
 |
|
 |
ベリーズというと、あまり聞き馴染みのない国かもしれませんが、カリブ海に面する、日本の四国くらいの大きさの国です。ベリーズの魅力として一番に挙げられるのが、豊かな自然です。数多くの貴重な野生動物が生息する地域であり、オーストラリアに次ぐ世界第二位のサンゴ礁の保護区でもあります。マヤ遺跡も多数あり、多くの観光資源に恵まれた国です。
ベリーズは多民族国家で、それぞれの民族が暮らすエリアがあり、民族それぞれの特性を活かしながら、ベリーズはひとつの国家として成り立っています。公用語は英語ですが、スペイン語を話す人が多いそうです。ベリーズに元々あった先住民族の言葉と英語が混ざったクレオール語も多く話されています。英語とは違う独特な表現を持つクレオール語について、山田さんがいくつか紹介してくださいました。なまりの強い英語といった印象ですが、中には英語とは異なる単語もあり、言葉ひとつからでも、ベリーズの文化や歴史の奥深さを知ることができました。
食事や住宅事情など、ベリーズの日常の暮らしも紹介してくだいました。実際に住んでいた山田さんの視点で語られるベリーズの日常のお話は興味深く、参加された方々も熱心に聞いていました。 |
 |
山田さんは感染症・エイズ対策の活動の一環として、小学校へ啓蒙活動に行かれることもあり、そのときの様子や教育事情などを写真で紹介してくださいました。先生がすべて手書きでプリント用紙を作成するなど、教育環境としては、決して恵まれているとは言えないかもしれません。しかし、写真の中の子ども達は楽しそうに学んでおり、満面の笑顔をカメラに向けていました。山田さんも、ベリーズには素敵なところがたくさんあるけれど、子ども達の笑顔が何より一番の魅力だったと仰っていました。 |
 |
山田さんのお話を通して、ベリーズの魅力に触れる機会を持てたのは、大きな収穫でした。参加された方たちも、新しい世界との出合いを楽しむように、山田さんのお話に耳を傾けていました。今回お忙しい中、貴重なお話をたくさん聞かせてくださった山田さんに、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。 |
 |
JICAサロン次回のご案内
|
平成29年度第2回のJICAサロンを下記の通り開催します。ご興味のある方は、是非ご参加ください。
JICAサロン「余熱の会 〜シニア海外ボランティア@ブータン」
日時:10月1日(日) 14:00〜15:00
会場:国際交流ラウンジ(平和記念公園内 広島国際会議場1階)
内容:シニア海外ボランティア経験者(職種:衛生工学)が、文化や風土など、
ブータンの魅力について語ってくださいます。
申込:国際交流ラウンジへ直接来館か、お電話にて申込み。
★ 9月15日(金)から申込受付スタート
定員:先着8人
問い合わせ:国際交流ラウンジ TEL: 082-247-9715
詳しくはチラシをご覧ください(チラシへリンク) |
 |
|
JICAコーナーのご紹介 |
 |
JICA広島市デスクとして、JICAの国際協力推進員が
(公財)広島平和文化センター国際交流・協力課に常駐し
ています。国際交流ラウンジには、JICAイベントや青年
およびシニア海外ボランティアの募集案内など、様々な
JICAの情報を発信する「JICAコーナー」があります。
JICAの活動にご興味のある方は、是非国際交流ラウン
ジにご来館ください。 |
|
 |
|
【主催】 |
|
公益財団法人広島平和文化センター国際交流・協力課 国際交流ラウンジ
独立行政法人国際協力機構(JICA)中国
|
|
 |
公益財団法人 広島平和文化センター国際交流・協力課
お便りは internat@pcf.city.hiroshima.jp まで
〒730-0811 広島市中区中島町1番5号 TEL(082)242-8879 FAX(082)242-7452
Copyright(c)2006 Hiroshima Peace Culture Foundation
International Relations and Cooperation Division All Rights Reserved. |
|