7回広島平和記念資料館展示検討会議

平成23年(2011年)822日(月)午後2時〜
広島国際会議場3階 研修室(3

 

次    第

1 開  会


2 議 題1 「本館展示」について
                      
    資料1 
「広島平和記念資料館展示基本設計業務」検討資料


3 議 題2 「導入展示」について

    資料2〜3 「広島平和記念資料館展示基本設計業務」検討資料

4 議 題3 「降りエスカレーター設置の再検討」について

    資料4 「降りエスカレーター設置案」

     
    資料5 「降りエスカレーター設置の再検討」
    
5 閉  会



資料1〜3


資料4



資料5
降りエスカレーターの再検討

基本計画において、東館展示室内に降りエスカレーターを設置することとしている。整備にあたって以下の問題点があるため、再検討を行う。
 

【問題点】
○エスカレーター本体のスペースのほか、乗り口、降り口部分に安全対策のためのスペースを確保する必要があり、現在より展示スペースが減少する。

○エスカレーターの設置箇所や向きには、スペースや既存設備等の関係から制約がある。複数案が考えられるが、いずれも階段を使う動線と異なり、 来館者 の混乱を招
  きかねない。

○エスカレーターの運転の音が展示室内に響き、静謐な空間で観覧する環境が損なわれる可能性がある。

○エスカレーターの乗り口、降り口部分には、機械を設置する下部ピットが必要であり、下のフロアに影響を及ぼす。エスカレーター1階の降り口の下部ピットは、メモリアル
  ホールの天井部に設置されることになり、ホール内にピットからの機械音が漏れる。メモリアルホールは従来、被爆体験証言などを行っており、静謐な空間が必要である
  が、その確保が難しくなる。また、設置工事中はホールを使用することができない。

○エスカレーターの設置は、バリアフリー及びユニバーサルデザインの要件ではない。なお、基本計画では、「車イス利用者などの身体障害者は、従来どおりエ レベーター
  を利用してもらう。」こととしている。