広島に落とされた原爆
   


爆風(ばくふう)による被害(ひがい)

爆発(ばくはつ)瞬間(しゅんかん)、熱によって空気が急にふくらんで、数十万気圧(きあつ)というものすごい圧力(あつりょく)をもった爆風(ばくふう)発生(はっせい)しました。爆風(ばくふう)の強さは、爆心(ばくしん)地から500メートルの場所では、1メートル四方の広さに19トン(自家用車約15台分)という巨大(きょだい)なもので、ほとんどすべての建物が押しつぶされ、人は吹き飛ばされたり建物の下敷(したじ)きになって()くなりました。

原爆(げんばく)による爆風(ばくふう)のしくみ
ShockwaveFlashでご覧ください。
  1. 原爆(げんばく)爆発(ばくはつ)する
  2. 高温の火の玉が発生(はっせい)して周辺(しゅうへん)の空気がすごい(いきお)いでぼうちょうする。
  3. 空気の(かべ)ができ(もう)スピードで広がる。
  4. このあとに空気が流れこんで強れつな爆風(ばくふう)となる
  5. 爆風(ばくふう)が広がるにつれて爆心(ばくしん)地のあたりは急に気圧(きあつ)がうすくなり圧力(あつりょく)が下がる。
  6. 外に向かって吹き出した空気が(ぎゃく)爆心(ばくしん)地に向かってすごい(いきお)いで()きこむ。(負圧(ふあつ)
  7. 爆風(ばくふう)と吹きもどしの風で被害(ひがい)が広がった。

●大きく曲がった鉄骨の梁(爆心地から330m)
強烈な爆風の力によって、広島富国館ビル最上階の天井の鉄骨は大きく曲がってしまいました。
 
寄贈:富国生命保険相互会社
 
●体の中から出てきたガラス
すさまじい爆風(ばくふう)によってガラスがこまかく(くだ)けて人の体につきささりました。現在(げんざい)でも体の中にガラスの破片(はへん)が残っている人もいます。
体内から取り出されたガラスの破片
爆風(ばくふう)によって屋根が落ちた建物(爆心(ばくしん)地から約360m)
帝国銀行(ていこくぎんこう)広島支店の内部。爆風(ばくふう)天井(てんじょう)(ゆか)()け落ちてしまいました。
撮影(さつえい):川本俊雄