後障害について

終わらない被爆(ひばく)影響(えいきょう)

原爆(げんばく)によって人の体が受けた影響(えいきょう)は、「急性障害(きゅうせいしょうがい)」と「後障害(こうしょうがい)」の2つに大きく分けることができます。

●人体が受けた影響(えいきょう)

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急性障害(きゅうせいしょうがい)被爆直後(ひばくちょくご)からあらわれた症状で、熱線・火災、爆風(ばくふう)放射線(ほうしゃせん)によって引き起こされ、4~5カ月でおさまりました。
急性障害
(きゅうせいしょうがい)
がおさまった後にも、原爆被害(げんばくひがい)影響(えいきょう)は続きました。これが後障害(こうしょうがい)とよばれるもので、ケロイド(やけどがなおったあとがもり上がったもの)、白血病などの病気がみうけられました。
白血病になる人は被爆(ひばく)から5~6年たったころから増え始め、10年たったころからは、甲状腺(こうじょうせん)ガン。(にゅう)ガン、肺ガンなど、いろいろなガンになる人が多くなってきています。
また、 お(かあ)さんのおなかの中で被爆(ひばく)した赤ちゃんは、死んで生まれたり、無事(ぶじ)に生まれても小頭症(しょうとうしょう)と呼ばれる症状(しょうじょう)を示す人もいました。

背中(せなか)両腕(りょううで)がケロイドになった女性(じょせい)
ケロイドや皮膚(ひふ)のひきつれは、被爆者(ひばくしゃ)を心身ともに苦しめました。
1945(昭和20)年10月 撮影(さつえい):米軍