核兵器のない平和な世界へ

核戦争(かくせんそう)危機一髪(ききいっぱつ)

冷戦の中で、「もう少しで核戦争(かくせんそう)が起こる」というところまでいったことがありました。1962(昭和37)年のキューバ危機(きき)です。ソ連がキューバにミサイルの発射基地(はっしゃきち)をつくっていることにアメリカが(いか)り、(かく)ミサイルを発射(はっしゃ)するためのボタンを()す直前までいったのです。アメリカがキューバを侵略(しんりゃく)しないことを約束することで、ソ連は基地(きち)をとりやめ、核戦争(かくせんそう)危機(きき)()けられました。この事件で、逆に世界の国々は、あらためて核兵器(かくへいき)を持つことのおそろしさを思い知りました。そして、少しずつ核兵器(かくへいき)を少なくする努力がはじめられたのです。