広島平和記念資料館

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熱線による被害

中学生の学生服、時間割表

これら2つの学生服は当時13歳だった谷口勲さんと、同級生の西本朝彦さんのものです。二人は、爆心地から600m離れた建物疎開作業現場で被爆しました。正面から熱線を浴びたのでしょうか。前側が激しく焼け焦げています。
被爆当日の深夜、谷口さんのお父さんとお兄さんは、勲さんを捜し回りました。ようやく現場近くの防空壕の中で、西本さんと二人で避難していた勲さんを見つけることができました。後ろの写真のような、熱線による大火傷を負っていたため、顔の見分けがつかない中、ぼろぼろになった上着と声で確認しました。二人を自宅まで連れ帰りましたが、明け方、西本さんが亡くなりました。
その日の夕方、勲さんも「だんだん近くなってきた」と一言つぶやいて亡くなりました。

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