原爆(げんばく)の特質(とくしつ)は、(1)熱線、爆風(ばくふう)及び放射線(ほうしゃせん)が複雑にからまりあって大きな被害(ひがい)をもたらしたこと、(2)大量破壊(はかい)、大量殺(さつ)りくが、瞬時(しゅんじ)に無差別(むさべつ)に引き起こされたこと、(3)放射線(ほうしゃせん)による障害(しょうがい)がその後も長期間にわたり人々を苦しめたことにあります。