ケロイド
ケロイド
背中や両腕がケロイドになった女性
1945(昭和20)年11月13日 米軍撮影(さつえい)
ケロイドは顔・背中・手足の関節(かんせつ)などにでき、被爆者(ひばくしゃ)に関節の運動機能(きのう)障害(しょうがい)を引き起こすなど、肉体的にも精神的にも大きな苦痛(くつう)をもたらしました。

火傷(やけど)皮膚(ひふ)再生(さいせい)して(きず)をおおい、傷跡(きずあと)を残して治ります。ケロイドとは、正常(せいじょう)でない皮膚組織(ひふそしき)過剰(かじょう)増殖(ぞうしょく)して不規則(ふきそく)()り上がった状態(じょうたい)をいいます。急性(きゅうせい)障害(しょうがい)(おさ)まった1946(昭和21)年初めころから1947(昭和22)年のころに最もよく(あらわ)れました。ケロイドの発生は、爆心地(ばくしんち)から2キロメートル前後までの地域(ちいき)で熱線を直接(ちょくせつ)受けて火傷(やけど)を負った人びとの50〜60パーセントに達しました。

 
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