国連欧州本部に被爆に関する常設展示を開設
2011年11月11日、スイス・ジュネーブ市にある国連欧州本部に「核兵器のない世界をめざして」と題する常設展示が開設されました。 この展示は国連本部(米国・ニューヨーク市)に設置されている常設展示に続き、広島市と長崎市が日本国政府や国連などの協力を得ながら共同で取り組み、実現したものです。
開会式でテープカットをする広島、長崎両市長(手前から)
  熱線を浴びた丸瓦(まるがわら)浦上天主堂(うらかみてんしゅどう)の天使像などの広島・長崎の被爆資料13点が、 被爆の実相と国連を中心とした軍縮の取組について説明した写真パネル12枚などとあわせて展示されています。
  常設展示会場で行われた開会式には、国連、日本国政府、広島・長崎両市関係者など100人あまりが出席しました。
  松井・広島市長は、挨拶の中で、この常設展示が核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けたヒロシマ・ナガサキの取組の更なる展開の拠点となるとともに、 この展示を見た多くの人が実際に広島を訪れ、被爆者の思いに触れてほしい旨を述べました。
  開会式に参加した国連関係者や一般来場者は、熱心にパネルや被爆資料を見学していました。

(平和記念資料館 啓発課)

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