本財団は、3月9日（金）に広島平和記念資料館などで第12回「ヒロシマ・ガイド」を開催しました。
　この事業は、広島への来訪者に被爆の実相や核兵器廃絶と世界恒久平和を願う「ヒロシマの心」を正しく伝えてもらうため、広島平和記念資料館や平和記念公園などを案内するバスガイドや観光タクシードライバー等観光事業従事者の方を対象として、学習の機会を提供するもので、広島県内の12社95人の参加がありました。 平成13年度から開催し、今回で12回目となります。
　研修では、ヒロシマ ピース ボランティアによる広島平和記念資料館内や平和記念公園内の案内を受けました。 続いて、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を訪れ、同館職員による館内の説明を受けた後、朗読ボランティアによる被爆体験記の朗読、本財団の被爆体験証言者・森田節子（もりた せつこ）さんの被爆体験講話を聞きました。
　終了後、参加者からは「このような機会を設けていただき大変勉強になった」、「今後もぜひ続けていただきたい」などの感想が寄せられました。