和文機関紙「平和文化」No.181, 平成24年9月号

収蔵資料展「原爆に奪われた命―親の悲しみ・子の悲しみ―」を開催しています

展示期間 : 平成24年4月6日(金)~10月3日(水)
展示資料 : 遺骨代わりのブラウス、手帳など実物資料5点 他
 「収蔵資料の紹介」コーナーでは、広島平和記念資料館で収蔵している約21,000点の資料の中から、半年ごとにテーマを定め、展示替えを行っています。
 1945年(昭和20年)8月6日、1発の原子爆弾により広島市は廃虚と化しました。 地獄のようなその町で、体を焼かれ、放射線を浴び、その年のうちに約14万人もの命が奪われました。 亡くなったひとりひとりにはかけがえのない人生があり、かけがえのない人があったのです。
 今回の展示では、悲しみの詰まった5点の遺品を紹介しています。
資料展のタイトル・パネル

遺骨代わりのブラウス
寄贈/二宮尊明(にのみや たかあき)

(平和記念資料館 学芸課)

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