広島市留学生会館では、昨年5月に日本語サポーター養成講座を開催しました。 その後もお問い合わせを多数いただいたため、10月7日(日)に秋期養成講座を開催しました。 今回も募集人数を上回る申し込みがあり、改めて市民の方々の留学生に対する関心の高さを感じました。
　養成講座では、講師の広島市立大学国際学部 岩田一成（いわた かずなり）准教授から「世界の中の日本語の位置づけ」「言語の習得」「外国人について」という項目で説明を受け、その後、留学生が書いた作文の添削を体験しました。 参加者は講師の話にうなずいたり驚いたりしながら熱心にメモをとっていました。
　その後、現在活動をしているサポーター2名が日頃の活動内容について発表しました。 参加者からは「活動のイメージが具体的に湧いた」と大変好評で、質問が相次ぎ、大いに盛り上がりました。
　報告会では、現役サポーター10名が近況報告を行い、講師を交え、情報交換しました。
　活動を通してサポーター自身が日本について再発見し、留学生に教わる事が沢山あるとの報告で、有意義なサポーター活動の様子がよくわかりました。 また、サポーター同志が交流する良い機会になりました。
　留学生の良きパートナーとして、自然体で付き合い、自分自身も成長しながらサポートしていけるこの制度を、より充実したものにしていきます。