広島平和学習セミナー(岐阜)を開催しました
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、広島での平和学習プログラムを全国に紹介することにより、21世紀を生きる子どもたちが1人でも多く広島を訪れ、ヒロシマを知り、平和の大切さを学ぶことができるよう、学校関係者や旅行会社などを対象として、広島平和学習セミナーを開催しています。
  7月23日に17回目のセミナーが岐阜県岐阜市で開催され、岐阜県及び愛知県など近隣県から、学校、旅行会社、被爆者団体の関係者24人が出席しました。

プレゼンテーション「広島での平和学習とその効果」
  原爆によって壊滅的な被害を受け廃墟と化した広島が国際平和文化都市として復興を遂げる様子や、平和記念公園内の数多くの慰霊碑やモニュメント、旧日本銀行広島支店などの被爆建物を紹介しました。 また、平和記念公園めぐり、被爆体験講話、被爆体験記朗読会などのプログラムや、広島への修学旅行の例を紹介しました。

プレゼンテーション「広島での修学旅行」
  広島平和記念資料館の入館者数調べによる地域別の修学旅行の状況を紹介するとともに、中学生を対象とした岐阜から広島への2泊3日の修学旅行のモデルコースの提案や、広島でできる体験学習を具体的に紹介しました。
プレゼンテーション風景
被爆体験記朗読の実演等
  新たな体験型平和学習プログラムとして被爆体験記や原爆詩の朗読会、及びその開催状況を映像で紹介するとともに、朗読ボランティアによる実演を行いました。

参加者の声
  参加者からは、 「平和な時代を当たり前のように生きている子どもたちにこそ広島を感じさせてあげることが必要だと思った。」、 「平和学習としてとてもよいと思う。生徒に本物を伝え、そこから考えてほしい。」、 「朗読の力(伝達力)に圧倒され、心に深く響き、感動した。」 などの意見が多く寄せられました。
被爆体験記の朗読実演風景

(原爆死没者追悼平和祈念館)

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