留学生が書道体験ワークショップに参加
8月23日(金)の午後1時より、広島県立美術館において第65回毎日書道展中国展・書道体験ワークショップが開催されました。 留学生会館から居住留学生が7人、また、ひろしま奨学金奨学生も1人参加しました。 今年のテーマは「書の未来へ」。 参加した留学生や小学生が、安田(やすだ)女子大学文学部書道学科の学生のみなさんから、未来や平和への思いとともに「書の心」を教わりました。
  留学生・小学生それぞれ2人と講師役の書道学科の学生3、4人が1グループとなり、示されたお手本を基に半紙(はんし)扇子(せんす)に書を書きました。 出身国・地域で書道を体験したことがある留学生も、初めて筆に触れる留学生も、目を輝かせながら日本の伝統文化を学びました。 筆を使うことの難しさを実感しつつも、日本文化を通して国際交流を図る、とても良い機会となりました。 最後に、書道学科の学生が2.4m四方の用紙に「翼」の文字を大書し、迫力あるパフォーマンスを見せてくれました。
  この日の感想として、留学生から、「思い出に残る経験となりました」、 「学業に専念しているとなかなか日本の伝統文化を学ぶ機会がなく、今日は貴重な体験ができました」などの声が、(あふ)れんばかりの笑顔とともに聞けました。
  また、ワークショップの様子を見学されていた市民の方からは、「留学生のみなさんは、自分が書いた文字について流暢(りゅうちょう)な日本語で解説をされた」、 「自己紹介では広島で何を勉強しているか説明するなど、とてもしっかりとした挨拶をされた」などの声が聞かれました。
書を学ぶ留学生

(広島市留学生会館)

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