和文機関紙「平和文化」No.187, 平成26年12月号
国際平和シンポジウム

「核兵器廃絶への道 ~原点を見つめ、『核の傘』を超える~」

 8月2日(土)、長崎市と公益財団法人長崎平和推進協会、朝日新聞社の主催、広島市と本財団等の後援により、「核兵器廃絶への道~原点を見つめ『核の傘』を超える~」をテーマに、20回目となる国際平和シンポジウムが長崎市の長崎ブリックホール国際会議場で開催されました。
 シンポジウムに先立ち、被爆体験記の朗読やオペラ歌手の佐藤(さとう)しのぶさんと地元の中学生による、ヒロシマとナガサキを忘れないと誓う「リメンバー」の合唱、同曲を作詞した、なかにし礼(れい)さんの特別講演が行われました。
 シンポジウムでは、ギャレス・エバンズ元豪州外相が基調講演を行い、日本が核軍縮を先導すべきだと訴えました。
 続いてパネル討論では、核兵器廃絶に向けた取組について議論が交わされ、人道的アプローチ、非正当化、先制不使用がキーワードであること、今後は、市民が政府に対して声を上げていくことが重要であるなどの意見が出されました。

(平和連帯推進課)

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