三重県伊勢市にてヒロシマ・ナガサキ原爆展を開催しました
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平成28年5月26、27日に三重県で行われたG7伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)に合わせて、同月22日(日)から29日(日)まで、伊勢市観光文化会館でヒロシマ・ナガサキ原爆展を開催し、3,290人の来場者を得ました。
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22日(日)は、広島・長崎両市長、三重県知事、伊勢市長をはじめ県議会議長や伊勢市の子ども代表が参加し、オープニングセレモニーを実施しました。
原爆展では広島及び長崎の被爆資料のほか、被爆の実相を伝える写真パネル、市民が描いた原爆の絵を展示しました。
また、会場内では原爆・平和をテーマとしたDVDを上映したほか、「みんなで平和の花を咲かせましょう。」と題したメッセージコーナーを設けたところ、“二度と戦争をしない。世界平和でありますように”や“核兵器廃絶”といったメッセージが多数寄せられました。
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オープニングセレモニーで子ども代表によるあいさつ
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さらに会期中には、駐日英国領事・日韓台越領事ディレクターが観覧され、メッセージをいただいたり、EU代表団の高官3人が来場された際には職員によるパネルや遺品等の解説を熱心に聴いていただき、質問をされる場面もありました。
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山本定男さんによる被爆体験証言の様子
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また、28日(土)は同館会議室で本財団委嘱の被爆体験証言者、山本定男氏による被爆体験証言及び国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の被爆体験記朗読ボランティア「被爆体験を語り継ぐ永遠の会」の大塚久子代表と原尾尚美副代表による被爆体験記朗読会を行いました。
広島から離れた伊勢の地で原爆被害の実相を伝え、世界平和や核兵器廃絶への一歩となる展示会となったのではないかと思います。
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(平和記念資料館 啓発課) |
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