「収蔵資料の紹介」コーナーで「いのちの証」を開催しています
展示場所 平和記念資料館東館地下1階 ホワイエ
展示期間 平成28年 6月1日(水) 〜 11月30日(水)
展示資料 ベルトなど実物資料4点
  「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約2万点の資料の中から、テーマに沿って数点ずつを展示しています。
  1945年(昭和20年)8月6日、一発の原子爆弾により、広島の街は、一瞬にして廃虚と化し、多くの人々が、苦しみながら亡くなりました。 どこでどう亡くなったのか、未だに行方さえ分からない人も少なくありません。
  あの瞬間まで確かにあった命の証を刻んだ遺品は、あの日、広島でおこった惨状を忘れてはならないと、今もなお、遺族の悲しみとともに私たちに命の尊さを語りかけてきます。
 
南口(なんこう)(おさむ)君(左)(当時12歳)の遺品のベルト(寄贈/南口(まさる)
「大やけどを負った弟は、このベルトだけを握りしめて帰りました。一中入学祝いの
大切な品でした。志望の中学に入学したばかりの、希望に胸を膨らませていた12歳の
死でした。」

【お問い合わせ】 平和記念資料館 学芸課
TEL(082)241−4004

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