JICAサロン
余熱の会 〜シニア海外ボランティア経験者が語る派遣国の魅力〜 ザンビア
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3月13日、(独)国際協力機構(JICA)中国との共催で、第2回JICAサロン「余熱の会 ザンビア」を、国際会議場1階の国際交流ラウンジにて開催しました。
今回の講師は、シニア海外ボランティアとしてザンビアに2002年から2年半滞在された山崎允さんです。
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山崎さんは、長年観光業界で働いてきたご自身の経験を生かして、ザンビアのまだ知られていない観光資源の調査と開発、旅行の企画・実施、後進の育成など、幅広い事業を手がけられました。
そのときの体験談や、現地での生活、ザンビアと日本の小学生の絵を通じた交流などについて、写真を交えながら、楽しく話してくださいました。
一方で、観光開発の立ち遅れや、保健衛生教育の必要性など、ザンビアが抱える問題についても語っていただき、様々な角度からザンビアを知る機会となりました。
帰国後も、小学校でザンビアを紹介する活動や、旅行会社への営業などを通して、観光地としてのザンビアの魅力を伝え続けてきました。
その功績が認められ、2011年にはザンビアの観光大使に任命され、現在も精力的に活動されています。
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貴重な体験談に参加者の興味も尽きません。
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参加者は山崎さんの話に聞き入り、質疑応答の時間では、多くの質問や意見が寄せられました。
参加者のザンビアへの関心の高さがうかがえました。
まだ寒さが残る3月の開催でしたが、山崎さんのザンビアに寄せる熱い思いが会全体を包み込み、温暖なザンビアの空気を身近に感じるひとときとなりました。
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(国際交流・協力課) |
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