和文機関紙「平和文化」No.193, 平成28年11月号

ヒロシマ・ピースフォーラム

 本財団では、広島市と共催で、市民が「平和の原点」としての「ヒロシマ」を見つめ直し、原爆や平和について考え、どのように行動していけばよいかを探求する機会を提供するため、「ヒロシマ・ピースフォーラム」を開催しています。 昨年度に続き、広島市立大学の講座「広島からの平和学」と連携して、5月から7月までの間に全6回開催し、同大学の学生を含む10代から70代以上までの約80人が受講しました。
広島城周辺の陸軍に関する史跡巡りの様子
広島城周辺の陸軍に関する史跡巡りの様子
 フォーラムでは、被爆体験証言の聴講や、医療、国際協力、市民社会など多角的な面から、原爆や平和について考える講座を用意するとともに、グループ討議と最終回での発表により、受講者自身で考え、活発な意見交換ができる内容としました。 また、第3回目には現地学習として広島城周辺の陸軍に関する史跡を巡りました。
 受講者のアンケートでは、「様々な意見を交換でき、フォーラムで学んだことをより深く理解することができた」、「原爆被害や平和に関して理解を深めることができた」等の感想が寄せられました。

(平和連帯推進課)

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