平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝え、核兵器廃絶に向けた国内世論を醸成するため、平成8年度から国内各地の都市で原爆展を開催しています。
今年度は和歌山県広川町、千葉県船橋市、山梨県甲州市、北海道北広島市・北見市の5都市で開催し、5都市合わせて、6,600人以上の来場者がありました。
各展示会場では、被爆資料のほか、被爆の実相や核兵器の現状を伝える写真パネル、市民が描いた原爆の絵の展示等を行いました。
また、広川町では池田精子
さんが、それぞれ被爆体験講話を行いました。
聴講された方は、被爆体験証言者の一言一言に耳を傾けていました。
来場者からは「あの1つの爆弾で、何万人もの人が命を落とし、今でも苦しんでいる人がいるかと思うと心が痛みました」、「広島や長崎の資料館等へ足を運びたい」、「二度と戦争はしてはいけない」などの感想が寄せられました。
【広川町】
期 間 7月20日(水)~7月28日(木)(9日間)
場 所 広川町役場
来場者数 642人
【船橋市】
期 間 8月3日(水)~8月8日(月)(6日間)
場 所 船橋市民ギャラリー
来場者数 1,119人
【甲州市】
期 間 8月12日(金)~8月18日(木)(6日間(15日(月)は休館))
場 所 甲州市文化会館
来場者数 1,888人
【北広島市】
期 間 8月24日(水)~8月28日(日)(5日間)
場 所 北広島市芸術文化ホール
来場者数 1,206人
【北見島市】
期 間 9月2日(金)~9月7日(水)(5日間(5日(月)は休館))
場 所 北網圏北見文化センター
来場者数 1,833人