和文機関紙「平和文化」No.194, 平成29年3月号

ウェブ会議システムによる海外への被爆体験証言

~被爆の実相を世界に~
 平和記念資料館では、海外にも広く被爆の実相を伝え、核兵器廃絶に向けての国際世論を醸成するため、インターネットを通じて海外と広島を結び、被爆体験証言を行う「ウェブ会議システムによる海外への被爆体験証言」を実施しています。
 平成28年度(3月10日現在)は、核兵器保有国のアメリカやロシアを含む計7か国で8回実施しました。 現地の会場は学校や独立行政法人国際協力機構(JICA)事務所など様々で、海外にいる計400人以上の人々が被爆者の声に耳を傾けました。 事前に質問を準備したり、関連イベントを行う団体もあり、参加者の関心の高さがうかがえる有意義な会議となりました。
 当館は今後もウェブ会議システムなど様々なツール・媒体を活用し、積極的に国内外へ被爆の実相を伝えます。

(平和記念資料館 啓発課)

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