中国人民平和軍縮協会代表団の受入れ
 中国人民平和軍縮協会(以下、平縮会(へいしゅくかい)という)は、平和と軍縮を推進する中国の全国的組織です。
 本財団と平縮会とは、昭和63年以来、30年間にわたり相互訪問を続けています。 平成30年度は、11月25日から28日までの日程で平縮会の代表団が広島と東京を訪れました。
 広島滞在中には、本財団の会長である松井(まつい)一實(かずみ)市長と面会しました。 松井市長は、平和首長会議への加盟促進や核兵器廃絶に向けた取組への協力を依頼しました。 これに対して、訪問団団長の安月军(An Yuejun)平縮会秘書長は、日中関係の発展のため、両団体の交流と協力をより一層進めていきたいと述べました。
 また一行は、平成29年度広島市民平和友好訪中団の団員との懇談、平和記念公園や平和記念資料館の視察を行い、河野(こうの)キヨ()さんの被爆体験証言の聴講を通じて、被爆の実相について理解を深めました。
市長訪問の様子
 このほか、広島の学生との意見交換会に出席し、若者が考える日中関係について、率直に意見を交わしました。
 その後、東京に移動した一行は、原水爆禁止日本協議会や、その他関係機関を訪問しました。
 昨年は日中平和友好条約締結40周年という節目の年に当たり、一行は日中友好の重要性について、幾度も述べておられました。 今回の訪問受入れによって、今後も市民レベルの交流を継続していく意義を互いに確認することができました。

(平和連帯推進課)

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