公益財団法人広島平和文化センターと国立大学法人長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)は、これまでも互いに連携・協力してきました。
今後、平和・軍縮教育に関する研究ならびに普及についての連携を拡充することにより、共通の目標である核兵器廃絶及び平和の推進に貢献することを目的として、5月13日(木)、オンラインで両センターをつなぎ、連携協力に関する覚書を締結しました。
連携協力事項は、
(1) |
本財団が運営する「広島・長崎講座」事業に関し、RECNAが実施する現況調査及びニーズ分析に関すること |
(2) |
「広島・長崎講座」での活用に向けた、RECNAによる平和・軍縮教育教材・モデルカリキュラム等の作成・提供に関すること |
(3) |
平和首長会議の加盟自治体への平和・軍縮教育等に関する情報の提供に関すること |
(4) |
その他、連携協力の目的を達成するために必要と認められること |
としています。
両センターの連携の事例として、4月に開設した平和首長会議のホームページに核兵器に関する資料室にRECNAの資料を掲載している他、平和首長会議のニューズレターに広島市立大学の平和研究所に続き、6月号からRECNAから寄稿していただいています。
今後本財団は、本覚書の締結により、同センターとのさらなる連携・協力を図り、核兵器廃絶及び平和の推進に向けて貢献していきます。
オンラインを通じた締結式の概要
(1)日 時 |
令和3年5月13日(木)10:30-11:30 |
(2)出席者 |
公益財団法人広島平和文化センター |
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理事長 小泉 崇 (こいずみ たかし) |
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国立大学法人長崎大学核兵器廃絶研究センター |
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所 長 吉田 文彦 (よしだ ふみひこ) |
オンラインを通じた覚書締結式
(左:RECNA吉田センター長、右:当財団小泉理事長)