まん幕をほうたいがわりに

川ぞいの道に1,000人はいると思われる避難してきた人のほとんどが、半死半生の状態。 数日後、川を流れてきた死体をじゅずつなぎにしていた。満潮になると青くなり、潮が引くと日に照らされて赤くなったので、近隣の人たちは赤鬼青鬼はこの世にいるぞと話あっていた。 紅白のまん幕をほうたいがわりに使い、食用油をやけどにぬって手当をし、備蓄米をにぎりめしにしてたき出した。



Back

Index

Close

Next