生活支援セミナー
『新規入居者を迎えて』
広島市留学生会館では、今年度4月新規入居者を対象に、留学生会館での生活に早く適応できるように、4月4日(日)午前10時から午後1時30分まで『新規入居者を迎えてのオリエンテーション』を行いました。
  4月1日、2日に入居したばかりで、会館の生活規則や居室料の支払い方法、主な施設の利用方法等に不案内な新規入居者に、具体的な説明を行いました。
  参加者は韓国、中国、中国(台湾)、ベトナム、ネパール、タイ、インドネシア、ラオス、ケニアの8ヵ国・1地域からの留学生で、8大学・1専修学校に所属する38名でした。
  最初に留学生会館職員を紹介し、その後に西村(にしむら)館長より歓迎の言葉と、 「お互いを尊重・理解して暮らし、会館規則を遵守(じゅんしゅ)するように。また、留学生会館は単なる宿舎ではなく、留学生相互の交流や市民との交流等の国際交流の場である」との言葉がありました。
  続いて担当者が、生活ガイドパンフレットに基づき、各種の届け出、門限、訪問者を招く時の手続き、事務室との連絡等を説明しました。 ゴミの分別については、各種のゴミを見せながら、分別方法を実演しました。 さらに、緊急事態に遭遇した場合の対処法を詳しく説明しました。 特に、交通事故に遭った場合に安易に考えず、内容がわからないままに示談(じだん)書等に押印しないように説明しました。 また、会館施設・什器(じゅうき)・備品の扱いについても、 入居者には原状回復義務があり、弁償が必要になることがあるので、使用する際には丁寧に使用するように説明しました。
  次に、殆どの新規入居者が自転車を使用するので、その登録方法、駐輪場所の指定等を、実演しながら説明しました。 時間が限られていたため、全てを詳細に説明することはできませんでしたが、 参加者には必ず生活ガイドパンフレットを全て読むように要請し、今後は会館規則を理解しているとの前提で日常の対応を行う旨を説明しました。
  説明の後、出席者が一人ずつ自己紹介を行いました。 その後、2班に分かれて会館施設を視察しました。 特に地震・火災時の避難経路について詳しく説明し、非常階段の開け方や、災害時にはエレベーターを使用しないこと等を、念入りに注意しました。
  11時30分からは、(社)日本産業退職者協会広島支部の皆さんにお願いして、広島駅周辺のスーパーマーケットや生活に必要な施設の場所を案内していただきました。 1時間しか時間が取れなかったため、急ぎ足での案内となりましたが、この間、広島支部の皆さんと留学生との交流もありました。
  12時30分から午後1時30分までは、新規入居者にとっては、ある意味、一番関心の高い、インターネットの申し込み方法について説明会を行いました。
  今後の留学生会館での生活が充実したものになればと期待しています。

(広島市留学生会館)

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