和文機関紙「平和文化」No.202, 令和元年11月号
中・高校生ピースクラブ

「ヒロシマ青少年平和の集い」の実施

 本財団は平成14年度から、被爆の実相を学び、平和に対する見識を高めるとともに自ら平和の推進に取り組む人材を育成することを目的として、中・高校生ピースクラブを運営しています。
 平成31年度は中学1年生から高校3年生まで37人が参加し、平和記念資料館の見学や平和記念公園内の慰霊碑等の学習、被爆体験証言者の方からお話を聞くなどして、戦争の恐ろしさや平和の大切さを学んでいます。
 8月5日(月)には、被爆の実相や平和の尊さを発信するため「ヒロシマ青少年平和の集い」を実施し、平和記念式典等に参加するため全国から派遣された14団体・131人の青少年が参加しました。
 当日は、中・高校生ピースクラブ代表者4人が原爆被害の概要を説明した後、証言者の山本定男(やまもと さだお)さんが自身の被爆体験について講話を行いました。 「その後、「原爆の記憶を風化させないためには」をテーマにディスカッションをしました。
 参加者からは、「日本各地から集まった同世代の子供達と平和について話す、とても有意義な時間になった」「被爆された方の話を聞き、改めて戦争をなくしたいと思いました」といった声が寄せられました。
原爆被害の概要説明

中・高校生ピースクラブによる原爆被害の概要説明

ディスカッションをする参加者

ディスカッションをする参加者

(平和記念資料館 啓発課)

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