和文機関紙「平和文化」No.202, 令和元年11月号

英語で伝えようヒロシマセミナーの実施

 平和記念資料館では、原爆被害の実相を正しく英語で伝えるための知識と表現を学ぶ「英語で伝えようヒロシマセミナー」を平成18年度から実施しています。
 今年度は、7月14日(日)にベーシック編、21日(日)にアドバンス編をそれぞれ実施し、10代から70代まで合計351人が参加しました。
アドバンス編の様子

アドバンス編の様子

 ベーシック編では、翻訳・通訳家のポーリーン・ボールドウィン氏が、原爆被害の概要について日本語を交えながら英語で説明しました。
 アドバンス編では、広島女学院中学高等学校教諭のジェラルド・オサラバン氏が講師を務め、原爆被害の概要を英語で説明しました。 その後、一般社団法人ひろしま通訳・ガイド協会理事の畝崎雅子(うねざき まさこ)氏が、日本語と英語で平和記念公園内の慰霊碑の解説を行いました。
 参加者からは、「資料がわかりやすく、説明も良かった」「海外の人からの視点がわかった」「ガイドの参考になった」といった声が寄せられました。
 資料館では、来年2月にも同セミナーを開催する予定です。

(平和記念資料館 啓発課)

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