和文機関紙「平和文化」No.205, 令和2年11月号
「収蔵資料の紹介」コーナー

「23歳 姉の死」

展示場所  広島平和記念資料館東館1階 企画展示室
展示期間  令和2年7月~令和3年2月(予定)
展示資料  実物資料8点(塚本静江(つかもと しずえ)さん:上着とズボン、防空頭巾(ぼうくうずきん)、記章・名札/下久保喜久代(しもくぼ きくよ)さん:ブラウス/田川(たがわ)アサヨさん:ブラウス、下着、モンペ)

喜久代さんが当日着ていたブラウス

喜久代さんが当日着ていたブラウス
このブラウスは、洋裁が得意だった妹のトミ子さんが仕立て、喜久代さんの結婚のお祝いに贈ったものです。真っ白な絹は血で染まり、何度洗ってもその色が落ちることはありませんでした。

 「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約二万点の資料の中から、テーマに沿って数点ずつを展示しています。
 昭和20年(1945年)8月6日、一発の原子爆弾により、広島のまちは一瞬にして廃虚(はいきょ)と化しました。 大量の放射線を浴び、体を焼かれ、多くの人々が苦しみながら亡くなりました。
 今回は、23歳で亡くなった3人の女性の遺品を紹介しています。
喜久代さんが当日着ていたブラウス

喜久代さんが当日着ていたブラウス
このブラウスは、洋裁が得意だった妹のトミ子さんが仕立て、喜久代さんの結婚のお祝いに贈ったものです。真っ白な絹は血で染まり、何度洗ってもその色が落ちることはありませんでした。

【お問い合わせ】
平和記念資料館 学芸課
TEL(082)241-4004
 
公益財団法人 広島平和文化センター
〒730-0811 広島市中区中島町1番2号
 TEL (082)241-5246 
Copyright © Since April 1, 2004, Hiroshima Peace Culture Foundation. All rights reserved.