会議U
川崎 哲・国際交流NGOピースボート共同代表のコーディネートにより、
「世界的な展開に向けて―国、都市、NGOの連携及び平和市長会議の役割―」をテーマに具体的な活動内容について議論を行ないました。
国内外の自治体の代表や、各種団体、NGO代表、各国大使館の代表が発言し、活動報告や具体的な取組の提案を行いました。
川崎さんは、「核兵器廃絶というテーマは壮大であるけれども、我々は地球社会という1つの共同体の構成員であるという共通認識を持って、私たち市民が進めて行くことがその目標を達成することにつながる」と締め括りました。
市民対話集会
「核廃絶に向け、私たち市民は何をすべきか」をテーマに、佐渡紀子・広島修道大学法学部准教授のコーディネートにより、市民対話集会を行ないました。
まず、平和市長会議が掲げる2020ビジョンの実現に向け、様々な取組を行っている3つの市民団体がその取組について報告しました。
次に、会場から日々の活動や支援のあり方について発言を募り、時間一杯まで、様々な意見・提案がなされました。
終わりに、佐渡教授が、「市民は国や組織といったしがらみから唯一自由であり得る存在であり、
今日共有できた市民の活動の経験を活用して、さらに活発な活動が展開できる」と述べて締め括りました。
市民対話集会の後、発表を行なった3団体に対して、秋葉市長から感謝状が贈呈されました。
国内加盟都市会議
「2020核廃絶広島会議」に参加した国内自治体の首長及び代表者の皆さんと、平和市長会議の国内加盟都市会議を開催し、
平和市長会議のこれまでの取組についての説明とともに各自治体の平和への取組について意見交換を行いました。
会議V
前日、基調講演を行なったダグラス・ロウチさんのコーディネートにより「2020年までの核兵器廃絶に向けて」というテーマで、
平和市長会議を始めとする世界の平和NGO等の取組の方向性について議論を深めました。
始めに、会議Tと会議Uの議論をまとめた後、自治体、NGOの代表者を始め、会場からも多数の意見が交わされました。
ロウチさんは、「核兵器廃絶に向けて今がそのときであり、被爆者が存命の2020年という時間枠の中での核兵器廃絶に向けて、今までにない広がりを持った連立・連帯が必要である」と締め括りました。
閉会式
最初に、秋葉市長から、アピール起草委員が紹介され、ねぎらいの言葉が贈られました。
次に、起草委員のアーロン・トビッシュ・2020ビジョンキャンペーン事務局国際ディレクターから、アピール起草委員会の審議経過について説明があり、
市民の代表が「2020核廃絶広島会議アピール(ヒロシマアピール)」を読み上げました。
最後に、秋葉市長が挨拶を行い、「このヒロシマアピールを世界に広げ、活動につなぐことが私たちのなすべきとことだ。」と訴え、
2日間に渡って開催された「2020核廃絶広島会議」を終了しました。
ヒロシマアピールはこちらの
平和市長会議ホームページ>>
でご覧いただくことが出来ます。
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