ロシア・ボルゴグラード市、モスクワ市等を訪問
秋葉忠利・広島市長は、9月3日(金)〜9月10日(金)、広島市の姉妹都市で平和市長会議副会長都市のボルゴグラード市を訪問し、 同市の創設記念日である「ボルゴグラード市の日」記念行事に出席するとともに、 首都モスクワ市を訪問し、平和市長会議への加盟など、核兵器のない世界に向けた活動について協力を訴えました。

9月4日(土)
「ボルゴグラード市の日」記念行事の中で、秋葉市長の功績に対して特別名誉メダルが贈呈されました。 続いて、ボルゴグラード市近隣都市の代表と面会し、平和市長会議への加盟を呼び掛けました。
  その後、ママエフの丘で戦争の犠牲者に追悼の意を表した後、スターリングラード攻防戦パノラマ博物館で講演を行い、 「核兵器禁止条約等を通じた核兵器の廃絶が国際社会の最優先事項であり、それを成すのはまさに今である」と訴えました。

9月5日(日)
ボルゴグラード市庁舎でローマン・グレベニコフ市長と面会し、ロシア国内での平和市長会議加盟促進の働き掛けを要請するとともに、両市の今後の協力の新たな可能性について協議しました。
  その後、イリーナ・カレワ市議会議長の案内で議場を視察した後、同議長と両市の市政について意見交換を行ないました。

9月6日(月)
ボルシスキー市を訪問し、マリア・アファナシエワ市長と面会しました。 秋葉市長は本年4月の同市の平和市長会議加盟に感謝し、2020年までの核兵器廃絶に向けて共に努力するよう呼び掛けました。
  午後には、ボルゴグラード市内で行なわれたワールド・ハーモニー・ランの出発式に出席し、平和を訴えるためロシア各地から集まったランナーを激励しました。

9月7日(火)
ロシア連邦議会国家院(下院)内務・自治委員会委員長のベジストラフ・ティムチェンコ議員と面会し、ロシア国内での平和市長会議加盟促進への協力を要請し、同議員は協力を約束しました。
  その後モスクワ市役所でユーリ・ルシコフ市長に面会しました。 同市長は「広島の被害は、核兵器を使ってはならないことが絶対のルールだという世界への訴えになった」と述べました。 秋葉市長は平和市長会議加盟促進への協力を要請するとともに、2020広島オリンピックの実現に向け検討していることを紹介しました。
9月8日(水)
モスクワ市内のゴルバチョフ財団でミハエル・ゴルバチョフ元大統領と面会し、11月に広島市で開催されるノーベル平和賞受賞者世界サミットへの出席を要請しました。 同氏は広島訪問を快諾(かいだく)し、サミットでは被爆者の平和への貢献に何らかの形で感謝したいと述べました。 面会後、財団の資料館を視察するとともに、ノーベル平和賞受賞者世界サミット事務局職員との協議を行ないました。
ゴルバチョフ元大統領(右端)との面会
9月9日(木)
モスクワ郊外の「国立ロシア心臓学・科学・生産コンプレックス」で、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の共同創始者であるエフゲニー・チャゾフ総院長と面会しました。 秋葉市長はチャゾフ博士のこれまでの活動に感謝の意を表し、平和市長会議の活動を紹介するとともに11月のノーベル平和賞受賞者世界サミットへの出席を要請しました。

(平和連帯推進課)

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