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「原爆の絵」が完成
― 被爆の実相を後世に ―
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本財団は、広島市立基町高等学校普通科創造表現コースの協力を得て、
平成19年度から、本財団被爆体験証言者とボランティアの生徒が共同で、証言者の記憶に残る光景を描く「原爆の絵」の制作を行っています。
平成21年度から、3人の証言者と9人の生徒が3グループに分かれて制作に取り組み、このたび計9点の絵画が完成し、本財団に寄贈されました。
7月5日(月)、基町高等学校展示ギャラリーで完成披露会を行い、梶本淑子さん、寺前妙子さん、渡邉美代子さんの3人の被爆体験証言者と、創造表現コースの生徒9人が出席しました。
完成した「原爆の絵」は、被爆体験をより一層理解してもらうため、証言者が被爆体験講話などに活用するとともに、被爆当時の広島の様子を絵画という形で残すことにより、原爆被害の実相を後世に継承していきます。
制作した生徒からは、「罪のない命を奪った原爆による悲劇を二度と繰り返してはいけないと改めて強く思った」、
「今後もこうした活動を通して、戦争の事実と平和の尊さを未来に伝えていきたい」、
「被爆の実相を知り、平和で明るい未来を築くことの大切さを世界に発信していくのは私たちなのだと改めて実感した」などの感想が寄せられました。
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『焼けた赤ん坊と母親』 |
制作:
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平野弘美さん(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、
梶本淑子さん(被爆体験証言者)
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『先生の支え』 |
制作:
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楯田みゆきさん(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、
寺前妙子さん(被爆体験証言者)
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『御幸橋』 |
制作:
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コ永美帆さん(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、
渡邉美代子さん(被爆体験証言者)
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(平和記念資料館啓発担当) |
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