和文機関紙「平和文化」No.176, 平成22年10月号

長崎での国際平和シンポジウムに出席

 8月7日(土)に長崎市で開催された「国際平和シンポジウム」(主催―長崎市、財団法人長崎平和推進協会、朝日新聞社)に、本財団からスティーブン・リーパー理事長が出席しました。 このシンポジウムは、平成18年から広島市と長崎市において毎年交互に開催しています。 今年は長崎市で開催され、本財団は広島市とともに当シンポジウムを後援し、側面的な支援・協力を行いました。
 今回のシンポジウムは、「核兵器廃絶への道 ~2010年ナガサキ~」をテーマに、朗読劇、基調講演、高校生対談、パネル討論の四部構成で行われ、350名が参加しました。
 第一部では、市電で被爆した車掌(しゃしょう)姉妹を描いた朗読劇「チンチン電車の詩(うた)」が上演されました。
 第二部では、河野洋平(こうの ようへい)前衆議院議長と天野之弥(あまの ゆきや)国際原子力機関(IAEA)事務局長がそれぞれ「核廃絶へ向けて」、「核廃絶へIAEAができること」と題して講演を行いました。
 第三部では、長崎の高校生2人が対談し、被爆地長崎の自分たちが被爆の実相を伝えていく決意を語りました。
核兵器廃絶について議論を行うパネリスト(写真提供:朝日新聞社)

核兵器廃絶について議論を行うパネリスト
(写真提供:朝日新聞社)

 第四部では、米国・スタンフォード大学教授のスコット・セーガン氏、内閣府原子力委員会委員長代理の鈴木達治郎(すずき たつじろう)氏、内閣副大臣で民主党核軍縮促進議連事務局長の平岡秀夫(ひらおか ひでお)氏、長崎市長の田上富久(たうえ とみひさ)氏をパネリストに、朝日新聞社論説主幹の大軒由敬(おおのき よしのり)氏をコーディネーターにパネル討論が行われ、世界の核情勢を踏まえた核兵器の廃絶について活発な議論が行なわれました。

(平和連帯推進課)

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