収蔵資料の紹介
「8月5日、最後の日記 ―県立広島第一高等女学校1年生の日記から―」
8月6日、原爆の投下により、学徒動員で建物疎開(たてものそかい)作業に従事していた、県立広島第一高等女学校の一年生約220名全員が亡くなりました。
  生徒たちは被爆前日まで、入学式の日に配られた日記帳に、日々の生活を個性豊かに(つづ)っていきました。 しかし翌日、1発の原子爆弾によって子どもたちの未来は()ち切られ、8月6日の日記が記されることはありませんでした。
最後の日記を書いた女学生に思いをはせます
■展示期間
  平成22年10月7日(木)
〜平成23年4月6日(水)
■展示場所
  平和記念資料館 東館3階、
ミュージアムショップ前
■展示資料
  8月5日の日記、被爆当日に着ていた制服、形見となった絵など実物資料5点、市民が描いた原爆の絵2点、複製パネル1点、遺影3点

【参考】

このコーナーは、テーマを変えて6ヵ月ごとに展示替えを行います。次回のテーマは「家族の面影―遺族の悲しみ」の予定です。

(平和記念資料館学芸担当)

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