平成22年12月18日(土)に広島平和記念資料館メモリアルホールにおいて、「子どもたちの平和の絵コンクール」の表彰式を開催しました。
このコンクールは、子どもたちの平和への意識を高めるために昭和61年から開催しているもので、今回で25回目を迎えました。
広島市内の小・中学校132校から4,349点、海外からは8カ国(カナダ、中国、韓国、ロシア、アメリカ、オーストラリア、フランス、インド)1,587点、合計で5,936点の応募がありました。
表彰式には、大賞・特選受賞者のうち34名が出席し、賞状と記念品の楯を受け取りました。
表彰式終了後は、展示室(5)で大賞受賞者等による作品展開会のテープカットを行いました。
作品展は、平成23年1月31日(月)まで開催し、会場には大賞作品3点、特選作品39点、優秀賞作品120点、合わせて162点の作品を展示しました。
小学校の部で折り鶴と子どもたちの絵を描き大賞を受賞した広島市立梅林小学校4年生の樋口知恵美さんは、
「大賞を受賞することができ、とても嬉しい。私たちの笑顔を折り鶴と一緒に世界中に送り届けることで、平和な世界が訪れて欲しいという思いを込めて描いた」と語ってくれました。
中学校の部で、森の中で錆び付く核兵器を描き大賞を受賞した広島市立伴中学校2年生の福長千紘さんは、
「核兵器廃絶が実現され、核兵器の存在自体が忘れ去られる日がいつか訪れてほしいという願いを込めた。来年度がコンクールへ応募することができる最後の機会となるので、また応募できるよう頑張りたい」と話してくれました。
なお、大賞・特選受賞者の名前と作品及び優秀賞受賞者の名前は、
広島平和記念資料館ホームページ
の「キッズ平和ステーション」から見ることができます。
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大賞(小学校の部)
広島市立梅林小学校 4年生 樋口知恵美さん
大賞(中学校の部)
広島市立伴中学校 2年生 福長千紘さん
大賞(海外の部)
テグ・シジ小学校(韓国) キム・ヨンウさん
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