和文機関紙「平和文化」No.177, 平成23年2月号
あなたがうごく。世界がかわる。

平成22年度「国際交流・協力の日」

 平成22年11月14日(日)、広島国際会議場、広島平和記念資料館東館などで27の催しを開催しました。
 11回目となるこのイベントには延べ6,800人が参加し、国際交流・協力について学びました。
☆「地球のステージ」~特別版~
「地球のステージ」特別版

「地球のステージ」特別版

 国際医療救援活動を展開されている桑山紀彦(くわやま のりひこ)さん(山形在住の精神科医)が案内役となって、ライヴ演奏と大型映像を使って、世界で起きている様々な出来事を紹介しました。 参加者は普通の講演会では味わえない深い感動を覚えることができました。
 広島では初公演となる「ミュージカル版」では、スクリーンに映し出された現地の人とステージ上の桑山さんが会話をしながら進める内容で、緊迫した現場の様子を体感することができました。
 「ヒロシマ篇」では、被爆体験証言者として当時の体験を語り継ぐ人や、「過去の戦争に学んで今の学校を建て直そう」と、いじめをなくすために〝平和を学ぶ〟活動をする中学生の取組の様子から、平和教育の大事さについて考えさせられました。
 「パレスチナ篇」は昨年6月のイスラエル・ガザ地区でのエピソードで、たび重なるイスラエル軍の空爆で心に傷を負ったパレスチナの子どもたちと、彼らの傷を癒(いや)そうと活動する桑山さんの交流に心を打たれました。
 最後に、多くの参加者による活発な意見交換が行われ、国際交流・協力への関心の高さがうかがえました。
☆世界の料理と民芸品バザー
 国際会議場南側の平和大通り緑地帯では、世界の様々な屋台料理を販売しました。 また、国際色豊かな民芸品バザー会場も、多くの来場者で賑にぎわっていました。 売上は各団体の国際協力活動に役立てられます。
☆活動の紹介
 市民団体、大学や企業・団体等がブースを設け、それぞれの国際交流・協力活動に取り組む内容を紹介しました。 会場には、NPO設立やNGO活動についての相談コーナーを併設しました。
☆日本伝統文化の紹介
 着物の着付けや茶道、いけばな、手描き友禅(ゆうぜん)の体験を実施しました。 外国人に日本文化に触れてもらい、日本人には自国の文化を再認識してもらうことができました。
☆親子で楽しむ
世界の遊びの紹介

世界の遊びの紹介

 イベント会場をまわってクイズに答えるとプレゼントがもらえるクイズラリーや、粘土遊びを通して世界の文化を学ぶコーナー、世界のあそびの紹介など、親子で楽しめる催しを開催しました。
☆環境を考える
 世界遺産であるガラパゴス諸島の抱える環境問題に関する講演や、平和記念公園内のフィールドワークを通して、地球環境について学びました。 また、環境保護への取組として、屋台の会場ではリユース食器を使用しました。
☆多文化共生社会にむけて
 在住外国人を取り巻く諸問題を抽出(ちゅうしゅつ)するための座談会や、多文化共生をテーマとした講座、外国人のための無料相談会など、外国人市民との共生社会の実現に向けた催しを開催しました。
 このほかにも、英語によるディベート(討論)の体験や、広島と世界の若者による意見交換、 鍵盤(けんばん)ハーモニカや世界のコインを寄贈することで世界の子どもたちを支援する催しなど、多種多様な催しを開催しました。

(国際交流・協力課)

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