第2回 留学生と市民とのふれあいサマーコンサート
平成23年8月27日(土)、14時より、広島市留学生会館2階ホールにおいて、留学生と市民が音楽で交流を図る「留学生と市民とのふれあいサマーコンサート」を開催しました。
  このコンサートには、留学生・その他外国人をあわせて12ヵ国・地域の40名と市民の皆さん160名が参加し、楽しいひとときをすごしました。
  中国出身の留学生3名が日本語で司会をつとめ、一生懸命な進行ぶりに会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
  前半では、全国のコンクールで数々の入賞歴のある崇徳(そうとく)高等学校グリークラブ35名が、素晴らしい男性合唱を披露しました。
  「見上げてごらん夜の星を」「ソーラン節」「黒人霊歌」「ふるさと」等を息もぴったりとアカペラで披露しました。 力強く美しい歌声は、留学生や市民の方々の胸に深く響きました。 最後の一曲「翼をください」では、エリザベト音学大学大学院のフィリピン人留学生のピアノ伴奏(ばんそう)と共演し、会場は拍手喝さいでした。
  また、インドネシア人留学生男女9名が伝統舞踊「千手(せんじゅ)の踊り」を披露しました。 正座をして横に並び、手を繋ぎながらお互いの腕の下を(くぐ)り合う複雑な動きの踊りでした。 数週間前から、膝が痛くなるまで正座で練習をし、男女共に同じ衣装を(そろ)える等、留学生の熱のこもった伝統芸能の発表に、観客一同感動しました。
崇徳高等学校グリークラブの男性合唱
サックス、パーカッション、フルートのセッション
  後半は、エリザベト音楽大学大学院在籍のフィリピン出身の留学生3名が、各専門の楽器、サックス、フルート、パーカッションで6曲披露しました。 ゲストに英国人のベーシストとメキシコ人のピアニストを迎え、映画のテーマ曲「いそしぎ」や、アップテンポな曲「ティコティコ」などを演奏しました。 プロ並みの演奏に手拍子をしながら、会場は大いに盛り上がりました。
  参加者からは「力強いリズムで大変迫力があった。またグリークラブの歌声に(いや)された。留学生と楽しい時間を共有できた」という声がよせられました。

(広島市留学生会館)

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